永遠のカタチ 11/20 ~『子猫になって』と『永遠のカタチ』~

【永遠のカタチ11/20 ~『子猫になって』と『永遠のカタチ』~】

Kさんが聴きたがっていた

私の学生時代の『子猫になって』の音源は

ありがたいことに、SEQのHくんが
私のテープをまだ持っていてくれており

Kさんがすぐに聴けるように
カセットテープから、デジタルファイルに
変換してくれると申し出てくれました。

私も、Kさんの希望が叶えられそうで
ほっとしました。

私は、4/2の東京コンサートの準備と
H君からの音源を待ちつつ、

『子猫になって』を、

「永遠のカタチ」というテーマで
書き直す作業を始めました。

Kさんとの再会、

Kさんが切っ掛けをくれた
学生時代の仲間との再会、

そして、昔から変わらぬ
私の中の「永遠のカタチ」
を振り返っていると、

自然と言葉が繋がり

一気に、歌詞の世界が出来上がりました。

===
『永遠のカタチ』作詞作曲しまひろこ(2016年3月)

~駆けだすほどに
無邪気な時の中にある 永遠のカタチ
手にしている時は その輝きにさえ
気付かずに 過ぎてく~

Ah 自転車で急ぐ 並木道
満員のバスを追い越して
Ah 授業がなくても 通った場所
あの部屋で 集まって

時間を忘れて 夢中になって
カッコ悪くたって
私でいられた あの時

駆けだすほどに
無邪気な時の中にある 永遠のカタチ
手にしている瞬間(とき)は
その輝きにさえ 気付かずに 過ぎてく

Ah 私は大人になったのかな?
手に入れたもの 失ったもの

Ah いくつになっても変わらないもの
気付いてないわけじゃない

思った通りに ならないことも
胸に抱えて それでも
生きてゆく あぁ今

無邪気な時を過ぎても
ずっと変わらない 永遠のカタチ
手を伸ばす その先に触れている
かすかに温かなヒカリへ

Ah 若さは 夢見る力だけど
Ah 幼さは ひどく臆病で
Ah 無邪気に 遠ざけていた想いも
今なら 気付けることもあるよ
あぁ今 あぁ今

駆けだすほどに
無邪気な時の中にある 永遠のカタチ
手にしている瞬間(とき)は
その輝きにさえ 気付かずに・・・

無邪気な時を過ぎても
ずっと変わらない 永遠のカタチ
抱きしめてた 夢の欠片を
ひとつずつ ひとつずつ 紡ごう

日向で寝転んで 目を閉じればわかる
私の永遠(とわ)のカタチ

求めていたものは もうずっと
あなたの 中にある

===

2016年3月の中旬頃、

こうして、
学生時代に作った歌『子猫になって』から
新しい歌『永遠のカタチ』が生まれました。

基本的なメロディー、
根底にあるテーマや、
エッセンスは同じですが

曲調は少しアップテンポになり

歌詞に厚みが出て、

構成にもプロローグ、転換部、
エピローグ的な部分が加わり

曲として、随分厚みが増しました。

可愛らしい日向ぼっこのような歌から、

青春を振り返る、
ちょっと淡い光のような歌へと変わっていたので(笑)

(20年も経つと、青春のイメージもこうなる?・笑)

Kさんには、もしかしたら
「全然違う・・・」
と、気に入ってもらえないかもしれないなぁ(💦)

と思いつつも、

この時の私は、新しい『永遠のカタチ』を

4/2の東京コンサートの会場で

Kさんに聴いてもらえることを期待し
わくわくする気持ちでいたのでした。

(つづく)

(はじめから読まれたい方はこちら)

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